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2018.12.01 -
2023.10.11
自立分散 (ローカル) 監視と代理監視の違い
サポート情報番号 | 000250 |
対象バージョン | BOM 8.0, BOM 7.0 (全 SR), BOM 6.0 (全 SR), BOM 5.0 (全 SR) |
[自立分散 (ローカル) 監視]
監視対象のコンピューターに BOM をインストールし、各コンピューターが自分自身を監視する方式です。
メリット
- 別途監視用のサーバーやDBサーバーを用意する必要がありません。
- 監視対象にインストールされた BOM 自身が監視・通知・リカバリー・ログ蓄積のすべて担うため、ネットワーク構成に影響されません。スタンドアローンの環境やネットワークに障害が生じた際でも監視を実行できます。
- サーバーが増えた場合でも、新しいサーバーに BOM をインストールするだけで柔軟に監視環境を拡張できます。
デメリット
- 全ての各監視対象に BOM をインストールする必要があります。
[代理監視]
監視元となるサーバーに BOM をインストールし、そのコンピューターからネットワーク越しに複数の監視対象コンピューターを監視する方式です。
メリット
- 監視元のコンピューター1台のみにBOM をインストールすれば監視を開始できるため、インストールの手間を最小限にできます。また出来る限り各コンピューターにソフトウェアをインストールしたくない環境にも対応できます。
※監視を実行する際は、監視対象の数に応じたライセンスが必要です。自立分散監視と比較して、コスト面での差はありません。
デメリット
- 監視に使用するユーザーを準備する必要があります。
- 監視に使用するポートを開放する必要があります。
- ネットワークに障害が発生すると監視できなくなる可能性があります。
- 自立監視と比べ、監視元となるコンピューターでは監視先の台数に応じた各リソースを消費します。