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サポート情報番号 000268
対象バージョン BOM 7.0 SR なし

[はじめに]
本コンテンツの内容は BOM for Windows Ver.7.0 (SRなし) のリリース当初、当社ウェブサイトからダウンロード出来た資料を転記したものです。当社ウェブサイトリニューアルに伴ってこの資料をダウンロードすることができなくなったため、サポート技術情報コンテンツとして公開しています。

[Windows 用レポートとの差異]
Windows 用レポートと異なり、以下の帳票は対象外です。

  • 108_プロセス詳細情報
  • 109_ディスククォータ情報
  • 110_アプリケーションログ情報
    ※ Linux では、テキストログを対象した Linux テキストログ情報で代替します。
  • 111_システムログ情報
  • 112_セキュリティログ情報
  • 113_セキュリティログ詳細

[注意制限事項]

  1. Report オプションで MHTML 形式のファイルに出力してブラウザーから印字した場合、部分的にページが繰り上がる場合があります。
  2. 出力対象のデータ期間が極端に短い場合、各レポートの棒グラフが通常より太く出力される場合がありますが、これは製品特性上の仕様です。
  3. 出力対象のデータ期間が長い場合、各レポート上の X 軸に出力される日付が省略されて出力される場合がありますが、これは製品特性上の仕様です。
    例:「12/1」が「12…」となるなど。
  4. MHTML 形式および EXCEL 形式で出力した場合、文字フォントの大きさの違いにより、記載される領域を超えて文字が切れることがあります。
  5. EXCEL 形式で出力した場合、数値の書式が印刷や PDF と異なり、EXCEL で設定された書式 (特に数値のカンマや少数点以下の桁数など) になります。
  6. BOM 7.0 レポートデータベース設定ウィザードの出力設定画面において、異なるコンピューター名で同じインスタンス名がアーカイブされていた場合、プルダウンリストでは同じ名称が表示されます。この際は、それぞれの出力テーブル名、監視種別や監視値などを確認して下さい。
  7. 以下の帳票で制限があります。
    • 505_ハードウェア情報
      Red Hat Enterprise Linux 7.1 以降では空白で出力されます。
      Red Hat Enterprise Linux 6.x では、”haldaemon” を起動することで出力できます。
    • 506_ソフトウェア情報
      Red Hat Enterprise Linux 7.1 以降では、各ソフトウェアのバージョンが空欄で出力されます。

[BOM 6.0 からのレポートの差異]
BOM Report オプション Ver.6.0 (以下、BOM 6.0) と Ver.7.0 (以下、BOM 7.0) の差異は以下のとおりです。

■ 全体的な相違

  • 帳票名は、BOM 6.0 には無い 3 桁の番号を追加しています。
  • 用紙方向は帳票名に(縦)、(横)と表記が無いものは、すべて A4 縦です。
  • 514_全インスタンス概要(横)、(縦)は、BOM 6.0ではインスタンス概要に相当します。
  • 各種表形式で出力される値について、その単位はタイトルに集約しています。
  • 各値の書式は、 下2桁、桁区切り (,) 無しで統一しています。
  • 各デザインで X 軸の時間表記は、横書きです。(BOM 6.0 では縦書き)
  • ウィザードで指定した期日からデータが存在しない場合、各帳票のグラフの X 軸は、データが存在する時間から開始されます。
  • MHTML 形式および EXCEL 形式で出力した場合も、すべて同じデザインになります。(BOM 6.0 では一部デザインが異なります。)

■ 帳票ごとの相違

  • 下記の表で、「帳票名」に「(Linux専用)」と記載のないものは、Windows 用と共用デザインのため、差異、概要とも同じ内容です。
  • 「501_サーバー診断レポート」以外の各帳票のヘッダーに出力される対象インスタンスは監視先インスタンス名になります。
帳票名 差異 概要
501_サーバー診断レポート
(Linux専用)
変更
追加
  • CPU負荷状況の変更
    BOM 6.0:LoadAverage → BOM 7.0:(100-IdleTime%)
  • ネットワーク診断結果の変更
    (名称)BOM 6.0:IN/OUT → BOM 7.0:受信量/送信量
  • 診断項目とレーダーチャートからハードディスクアクセス状況は回数/秒となり、他の%で示す項目と異なるので除外
    ※ ドライブ名が長くなり識別を容易にするため略称 HDD1~ を示し、レーダーチャートで表示
  • ネットワーク診断結果の表に、平均値/最大値を出力(診断は最大値のみが対象)
    ※ 診断は、1G の帯域を基準にしています。
502_過去比較情報
(Linux専用)
変更
  • サーバー診断:CPU 負荷状況、メモリ系(メモリ使用状況&スワップ使用状況)、ハードディスクアクセス状況と各ドライブ使用率の 4 タイプで各平均値と最大値の 8 グラフ出力
  • N/W 診断:受信量、送信量、IN 損失、OUT 損失の 4 タイプで各平均値と最大値の 8 グラフ出力
  • 前々回、前回、今回の 3 回分に相当する過去に監視したデータがない場合、右づめで出力
    ※ 前々回のデータがない場合、右欄から前回、今回と出力します。(前々回が空白で前回、今回にはなりません)
    ※ 表に出力される各値は下 2 桁、各グラフ(% 以外)の Y 軸は下 4 桁まで出力します。
503_詳細グラフ情報(横) 変更
  • 最大値の日時をグラフ上に「★」で出力
  • 統計情報内の注意しきい値、危険しきい値の色をグラフ内の線と同色(注意:黄色、危険:赤)で出力
  • BOM 7.0 の長期間に合わせ、横軸の期間を 1 週間単位で出力
    ※ 期間が 1 週間以内の場合、期日が出力されない場合があります。タイトルにある「期間」で期日を確認してください。
  • グラフの注意しきい値、危険しきい値の線は、その監視項目の値が存在する期間で、設定された値で出力
    ※ BOM 6.0 は、監視項目の値がない期間もグラフ横軸の最大期間で、初回の固定値で出力
    ※ Y 軸の目盛値により、グラフの描画域が X 軸方向に拡大/縮小と変化します。この変化によりグラフ域に縦縞(棒グラフにおける隙間)が発生することがあります。
503_詳細グラフ情報(縦) 変更
  • 最大値の日時をグラフ上に「★」で出力
  • 統計情報内の注意しきい値、危険しきい値の色をグラフ内の線と同色(注意:黄色、危険:赤)で出力
  • BOM 7.0 の長期間に合わせ、横軸の期間を 1 週間単位で出力
    ※ 期間が 1 週間以内の場合、期日が出力されない場合があります。タイトルにある「期間」で期日を確認してください。
  • 統計情報とグラフの視認性をはかり、統計情報をグラフ上に配置
    ※ BOM 6.0 では 6 グラフ/ページでしたが、このデザインにより BOM 7.0 では 3 グラフ/ページになります。
    ※ Y 軸の目盛値により、グラフの描画域が X 軸方向に拡大/縮小と変化します。この変化によりグラフ域に縦縞(棒グラフにおける隙間)が発生することがあります。
504_システム基本情報
(Linux専用)
追加
新規
  • 物理メモリ量、仮想メモリ量に GB 単位を追記
  • ハードディスク容量(ドライブ名とその容量 GB)を別表として出力
505_ハードウェア情報 変更
  • PDF および EXCEL 出力を同じデザインに統一
    ※ BOM 6.0 では、追加/削除を出力するカラム欄のデザインが出力形式で異なっています。
  • 2 ページ以降、ヘッダーを繰返さない
506_ソフトウェア情報 変更
  • PDF および EXCEL 出力を同じデザインに統一
    ※ BOM 6.0 では、追加/削除を出力するカラム欄のデザインが出力形式で異なっています。
  • 2 ページ以降、ヘッダーを繰返さない
507_ハードウェア・ソフトウェア差分情報 削除
  • ユーザーと状態にある日付を削除
510_Linuxテキストログ情報
(Linux専用)
変更
  • 上段の横積上げグラフを表形式に変更し、”情報” として総数を出力
514_全インスタンス概要(横) 変更
  • 項目に Ping を追加
  • 凡例のコメントを追加(凡例をすべて記号化)
    ※ BOM 6.0 のハードウェア/ソフトウェアの「追加あり」、「削除あり」を「+」、「-」に変更
    ※ レポートウィザードで指定したインスタンスだけではなく、それを選択する際に出力されたすべてのインスタンスが出力対象となります。
    ※ インスタンスを複数指定すると、指定したインスタンスの数が部数となり同じ帳票が出力されます。
514_全インスタンス概要(縦) 変更
  • 項目に Ping を追加
  • 凡例のコメントを追加(凡例をすべて記号化)
    ※ BOM 6.0 のハードウェア/ソフトウェアの「追加あり」、「削除あり」を「+」、「-」に変更
    ※ レポートウィザードで指定したインスタンスだけではなく、それを選択する際に出力されたすべてのインスタンスが
    出力対象となります。
    ※ インスタンスを複数指定すると、指定したインスタンスの数が部数となり同じ帳票が出力されます。
    ※ (横)のレイアウトと異なり、OS 名とバージョンを「OS 情報」として出力します。

[参考リンク]

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