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2022.06.23
BOM Report オプション Ver.7.0 SRなし Windows レポート仕様
サポート情報番号 | 000267 |
対象バージョン | BOM 7.0 SR なし |
[はじめに]
本コンテンツの内容は BOM for Windows Ver.7.0 (SRなし) のリリース当初、当社ウェブサイトからダウンロード出来た資料を転記したものです。当社ウェブサイトリニューアルに伴ってこの資料をダウンロードすることができなくなったため、サポート技術情報コンテンツとして公開しています。
[代理監視用レポートについて]
代理監視先インスタンスを含む環境の場合は、別途代理監視用レポート用のデザインをダウンロードおよび、インストールしてください。
BOM Report オプション Ver.7.0 拡張モジュール
ローカル (自立分散) 監視用のデザインと比較し、サーバー診断レポート以外のデザインで各帳票のヘッダーに出力される対象インスタンスがローカル名 (マシン名) か、監視先インスタンス名になるかという点が異なります。
帳票は先頭の 3 桁の識別番号で下記のように識別可能です。
- ローカル監視用:001_サーバー診断レポート
- 代理監視用 :101_サーバー診断レポート
また、下記に記載する注意・制限事項や仕様などはすべて共通です。
[注意制限事項]
- Report オプションで MHTML 形式のファイルに出力してブラウザーから印字した場合、部分的にページが繰り上がる場合があります。
- 出力対象のデータ期間が極端に短い場合、各レポートの棒グラフが通常より太く出力される場合がありますが、これは製品特性上の仕様です。
- 出力対象のデータ期間が長い場合、各レポート上の X 軸に出力される日付が省略されて出力される場合がありますが、これは製品特性上の仕様です。
例:「12/1」が「12…」となるなど。 - 「008_プロセス詳細情報」の 4 グラフで出力対象期間中に何らかの理由で監視データが存在しない場合、X 軸上の日付はその期間が省略されて連続してデータがあるように見えます。詳細グラフ情報など他のレポートと合わせて確認して下さい。
- MHTML 形式および EXCEL 形式で出力した場合、文字フォントの大きさの違いにより、記載される領域を超えて文字が切れることがあります。
- BOM 7.0 レポートデータベース設定ウィザードの出力設定画面において、異なるコンピューター名で同じインスタンス名がアーカイブされていた場合、プルダウンリストでは同じ名称が表示されます。この際は、それぞれの出力テーブル名、監視種別や監視値などを確認して下さい。
[BOM 6.0 からのレポートの差異]
BOM Report オプション Ver.6.0 (以下、BOM 6.0) と Ver.7.0 (以下、BOM 7.0) の差異は以下のとおりです。
■ 全体的な相違
- 帳票名は、BOM 6.0 には無い 3 桁の番号を追加しています。
- 用紙方向は帳票名に(縦)、(横)と表記が無いものは、すべて A4 縦です。
- 014_全インスタンス概要(横)、(縦)は、BOM 6.0ではインスタンス概要に相当します。
- 各種表形式で出力される値について、その単位はタイトルに集約しています。
- 各値の書式は、 下2桁、桁区切り (,) 無しで統一しています。
- 各デザインで X 軸の時間表記は、横書きです。(BOM 6.0 では縦書き)
- ウィザードで指定した期日からデータが存在しない場合、各帳票のグラフの X 軸は、データが存在する時間から開始されます。
- MHTML 形式および EXCEL 形式で出力した場合も、すべて同じデザインになります。(BOM 6.0 では一部デザインが異なります。)
■ 帳票ごとの相違
帳票名 | 差異 | 概要 |
001_サーバー診断レポート | 変更 追加 |
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002_過去比較情報 | 変更 |
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003_詳細グラフ情報(横) | 変更 |
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003_詳細グラフ情報(縦) | 変更 |
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004_システム基本情報 | 追加 新規 |
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005_ハードウェア情報 | 変更 |
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006_ソフトウェア情報 | 変更 |
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007_ハードウェア・ソフトウェア差分情報 | 削除 |
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008_プロセス詳細情報 | 変更 削除 |
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009_ディスククォータ情報 | 変更 |
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010_アプリケーションログ情報 | 変更 |
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011_システムログ情報 | 変更 |
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012_セキュリティログ情報 | 変更 |
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013_セキュリティログ詳細 | ― |
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014_全インスタンス概要(横) | 変更 |
|
014_全インスタンス概要(縦) | 変更 |
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[*1] 下記の3つの処理により、上位5プロセスとその他(*Other)の特異点を決定します。
STEP1:対象期間、対象インスタンスにおいて最大のCPU利用率となる5プロセスを求めます。
※ 同じ時間で、同じプロセスは加算
※ _Total,IDLEは除外、BOM関連は対象
STEP2:その 5 プロセスがある日時を 10 か所求めます。
STEP3:その日時において、5 プロセスに含まれない他のプロセスを「*Other」として合算します。
[出力ファイルサイズの目安と相違]
BOM 7.0 のレポートでは、BOM 6.0 に比較してレポート全体で以下の相違があります。
- 一部のレポートでは Ping 応答時間や各ログリストでエラー以外を追加項目とし、情報量が増加しています。
- デザイン上で視認性を高めるため、グラフ増加、グラフ域の背景変更、行間拡張などを行っています。
- 製品メディア同梱の資料、BOMW7.0-Reportオプションデザインファイル仕様.pdf に記載されたレポートを出力した際の総ページ数とサイズの目安は、BOM 6.0 の同等のレポートと比較して以下のようになります。
総ページ数 | PDF (サイズ) |
PDF (サイズ/ページ) |
EXCEL (サイズ) |
EXCEL (サイズ/ページ) |
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BOM 7.0 | 59 | 14,727 KB | 249.6 KB | 580 KB | 9.8 KB |
BOM 6.0 | 19 | 1,129 KB | 59.4 KB | 944 KB | 49.7 KB |
PDF 形式でページあたりのサイズが増加していますが、以下の違いによるものです。
- グラフやアイコンなどをイメージ出力する解像度の違い
- 配布先にレポートで使用しているフォントが無くても出力が可能なよう、フォント情報を組み込んだため
[参考リンク]
- BOM Report オプション Ver.7.0 SRなし Linux レポート仕様
- BOM Report オプション Ver.7.0 SR4 レポート出力仕様