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2017.12.14 -
2021.06.08
BOM で SNMP トラップを複数のマネージャーへ送信する方法
サポート情報番号 | 000139 |
対象バージョン | BOM 7.0 (全 SR), BOM 6.0 (全 SR), BOM 5.0 (全 SR) |
[仕様]
BOMでは、SNMPトラップの送信先マネージャーは1つしか登録できません。複数のマネージャーにトラップを送信する場合は、下にご案内する手順に従い、カスタム監視を利用したSNMPトラップの設定を行っていただく必要があります。
[設定手順]
- マニュアルの手順に従い、スナップインのプロパティより実際に動作するSNMPマネージャーを登録します。【※この手順を必ず実行してください。】
- SNMPトラップ送信アクション/通知を登録し、実際に動作することを確認します。
- 項番2で動作を確認したSNMPトラップ送信アクション/通知のプロパティを、シフトキーを押しながら開きます。
- 設定タブを表示し、「引数(R)」の内容を全てコピーします。
- 別のSNMPマネージャーへのトラップ送信を実行する監視対象配下に、カスタムアクションを新規作成します。※通知項目として複数通知先にSNMP送信を設定する場合は、通知ノードにカスタムアクションを必要数作成します。
- カスタムアクション/通知のプロパティを開き、設定タブで以下の設定を入力します。
- (ア) プログラム名(P):Mxtrap.exe
- (イ) 引数(R):(項番4でコピーした内容をペースト)
- 項番6の(イ)でペーストした引数の、”${SnmpOptions}”を、”-HOST:追加SNMPマネージャー[:デフォルト以外のポート番号] -v:1 -c:追加マネージャーのコミュニティ名 -M:$(SnmpMibDir)”に変更します。
[その他]
- 複数の監視項目で異なるSNMPマネージャーへの送信を実行する場合、上の手順で作成したカスタムアクションをコピーし、引数の内容を編集することで設定可能です。
- この設定は、書く監視項目配下に作成する「カスタムアクション」と、インスタンス配下の通知ノードに作成する「カスタム通知」に、共通して設定可能です。
[更新情報]
2017/12/14 対象バージョンに BOM 7.0 追加