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2020.12.08  - 
              
2024.03.01  
BOMによる代理監視で使用するポートについて
| サポート情報番号 | 000156 | 
| 対象バージョン | BOM 8.0 (全 SR), BOM 7.0 (全 SR), BOM 6.0 (全 SR), BOM 5.0 (全 SR) | 
[概要]
対象の製品で代理監視を実行する場合、監視対象となる代理監視先サーバーでは、以下のポートを開放していただく必要があります。
[詳細]
【Windows XP / Windows Server 2003 R2以前】
代理監視対象サーバ上で「Windowsファイアウォール」をお使いの場合、以下のポートに例外許可を設定します。
- ファイルとプリンタ共有
 
【Windows Vista / Windows Server 2008以降】
代理監視対象サーバ上で「セキュリティーが強化されたWindowsファイアウォール」をお使いの場合、最低限以下のポートに例外許可を設定します。
- TCP445 の以下いずれか1つを開放する。
- Netlogonサービス (NP受信)
 - ファイルとプリンタの共有 (SMB受信)
 - リモートイベントのログ管理 (NP受信)
 - リモートサービス管理 (NP受信)
 - リモート管理 (NP受信)
 
 - RPCの待ち受けポート TCP135 を開放する。
 - 以下が使用するTCP動的ポート (TCP49152~65535) を開放する。
- リモートサービス管理 (RPC-EPMAP)
 - リモートイベントのログ管理 (RPC)
 
 - この設定は、BOM で代理監視を実行する際の最小設定です。
 - ファイアウォールでいくつかのパケットが破棄されますが、代理監視の実行に問題はありません。
 - この設定では、サービス監視の「参照」ボタン押下時に動的RPCのパケットが一部破棄されるため、サービス一覧の取得に時間がかかることがあります。
 
[注意事項]
この情報は 2022 年 6 月時点の Windows の仕様に基づき公開しております。これ以降にリリースされたセキュリティパッチ等OSのアップデート適用により、変更となる可能性があります。
代理監視実行サーバと代理監視対象サーバ間の通信の際に、他社製のファイアウォール製品を通過する場合、上でご案内したものに相当するポートを開放する必要がある場合があります。
[更新履歴]
2009年08月14日 初版公開
2018年12月11日 現在の情報にあわせ、本文を更新
2020年12月08日 動的ポートの情報に具体的なポート番号を記載
2022年06月16日 BOM 8.0 を追加
