-
2010.05.06 -
2020.11.25
名前解決が出来ないコンピュータを監視対象にした場合に、SNMPトラップ送信ができないことがある
サポート情報番号 | 000172 |
対象バージョン | BOM 6.0 SRなし, BOM 5.0 (全 SR) |
[原因]
対象バージョンの BOM のSNMPトラップでは、Linux監視や代理監視でもパケット中に監視対象コンピュータのIPアドレスを付加して送信しております、この為監視対象名をホスト名で設定している環境で、監視対象がダウンする等の原因でNetBIOSの名前解決ができなくなると、NetBIOSキャッシュ上からそのコンピュータの情報が消えた時点で、SNMPトラップ送信に失敗し、[ヒストリアクション]へエラーログが記録されます。
[回避方法]
サーバ名でLinux監視及び代理監視対象コンピュータを指定している場合の、仕様上の動作です。
この現象を回避するためには、以下のいずれかの方法を実施してください。
- Linux監視インスタンス及び代理監視インスタンスを新規作成時に、コンピュータをIPアドレスで指定し、インスタンス名にホスト名を入力する。
- IPアドレスが固定のサーバの場合は、hostsファイルに監視対象の情報を付加する。