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サポート情報番号 000287
対象バージョン BOM 7.0 (全 SR)

[現象の概要]

BOM 7.0をインストールする際、セットアップウィザードで「インストール」ボタンを押した後のタイミングで以下のエラーダイアログが表示され、インストールが失敗する場合があります。

  • エラー1920。サービス’BOM7Helper'(BOM7Helper)が開始できませんでした。システム サービスを開始する権限を持っていることを確認してください。

[考えられる原因]

前提として BOMのインストールは管理者権限を持ったユーザーで実行する必要があります。しかし、権限について問題がない環境において本エラーが発生する場合、原因として以下が考えられます。

(1) 更新が適用されていない

以下のOSでは、BOM 7.0をインストールする前に必要なWindowsの更新プログラムが存在し、これが適用されていない場合に本現象が発生します。

  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows 8.1
  • Windows 7

下記のコンテンツを参照してください。

(2) ポートがバッティングしている

BOM7Helper サービス (BOM ヘルパーサービス) が使用するポートをすでに他のアプリケーションに使用されていることが原因となっている可能性が考えられます。

BOM7Helper サービス (BOM ヘルパーサービス) は既定値で TCP の 20070 番ポートを使用するため、一時的に同ポートを使用する対象のアプリケーションを停止するなど、BOM をインストールする際にはこのポートが使用できるようにしてください。

  • インストール後、BOM コントロールパネルより BOM ヘルパーサービスが使用するポート番号は変更できます。設定の詳細は製品同梱の「BOM for Windows Ver.7.0 ユーザーズマニュアル」(“10.3.2 BOM ヘルパーサービス設定”) を参照してください。
  • ポート番号の変更は、 BOM ヘルパーサービスと通信するアプリケーション (BOM マネージャー、BOM 集中監視コンソールなど) にも影響があります。必要に応じてポート番号設定を規定値 (20070) から変更してください。
    • BOM マネージャー
      「BOM for Windows Ver.7.0 ユーザーズマニュアル」(“2.3 BOM for Windows Ver.7.0 (ローカル)のプロパティ” – “2.3.2 全般”) を参照。
      ※ 変更はインスタンスに接続していない状態で実行してください。
    • BOM 集中監視コンソール
      「BOM for Windows Ver.7.0 集中監視コンソールユーザーズマニュアル」(“1.9.2 インスタンスの設定-インスタンスの編集画面”) を参照。

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