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2010.04.10 -
2020.11.25
Linux監視に使用するポートを標準の22以外に変更すると、アーカイブエラーが発生する
サポート情報番号 | 000161 |
対象バージョン | BOM 5.0 SR2 (2009/11) |
[現象]
BOM 5.0 SR2インストールメディアに含まれるLinuxオプションで、監視に使用するSSHポートを標準の22以外に変更した環境では、BOM5Archiveサービスを起動すると、ログノードの[ヒストリサービス]に、アーカイブの失敗が記録されます。
[詳細]
Linuxインスタンスのプロパティ等で、Linux監視に使用するSSHポートを標準の22以外に変更すると、BOM5Archiveを起動したタイミングと、その後24時間おきにログノードの[ヒストリサービス]に、アーカイブの失敗が記録されます。
このエラーはアーカイブの失敗では無く、Linuxコンピュータからのインベントリ情報取得の失敗が原因で発生しており、Linux監視情報のアーカイブは問題なく実行されております。
[原因]
BOM5ArchiveServiceのプログラム上の不備により発生します。
[回避方法]
BOM 5.0 SR2(2009/11 SR2 CD)メディアに含まれますアーカイブサービスでは、Linuxオプションのポート変更に対応しておらず、Linux監視のポート変更を行い、BOM5Archiveサービスを起動した場合にLinuxのインベントリ情報の取得ができず、エラーが発生します。このエラーを回避していただくためには、以下のいずれかの方法でアップデート、又は、設定変更して頂く必要があります。
- このバージョンのインストールメディア(2009/11 SR2 CD)以降にリリースされたメディアか、又は、バージョンアップインストーラを用い、インストール済みのBOM 5.0 SR2 をアップデートする。
- Linux監視インスタンスのプロパティで、使用するSSHポートを標準の22へ戻し、同時にLinuxコンピュータ上のSSHポートの設定も標準22へ変更する。