監視項目の削除ができず、同一IDの項目が2つできる

[概要]
監視項目の削除を、ある一定の手順で実行し、その後監視項目を追加すると、削除したはずの項目が同一IDで2つ表示されることがあります。

[詳細]
以下の手順で監視項目を「削除・DI変更・新規作成」と操作すると、削除済みのはずの監視項目が、以下の図のように同一のIDをもって2重に表示されることがあります。

[再現手順]

1. 監視グループを新規作成
2. 1)の中に監視項目を２つ作成
3. 2)で作成した項目のうち、MONI01を削除
4. 残りのMONI02のIDをMONI01に変更
5. マネージャの監視インスタンス配下の「監視」をクリックし
6. 1)で作成した監視グループを右クリックし、任意の監視項目を新規作成
7. 1)の監視グループをクリックし内容を確認

[回避策]
本事象が発生した場合、以下の操作の何れかで正常状態に復帰可能です。

1. BOM 5.0 マネージャを再起動する
2. 事象が発生しているインスタンスをいったん切断し、再度接続しなおす。
3. 同一IDとなっている監視項目のうち、片方のIDを変更する。

[原因]
本事象はBOM 5.0 マネージャの不具合により発生します。

[対応方法]
本現象は、BOM 5.0 SR3 以降で修正されております。
弊社ウェブサイトのダウンロードより、最新の BOM 5.0 SR4 バージョンアップインストーラーをダウンロードおよび適用してください。