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サポート情報番号 000187
対象バージョン BOM 5.0 SR2

[概要]
Windows Server 2008、Vista以降のOSにてイベントログ監視(除外指定)を使用している場合、指定したソースが除外されない場合があります。

[詳細]
Windows Server 2008、Vista以降のOSでイベントログ監視(除外指定)の[設定タブ]で[ソース名]一覧に表示されるソースを指定しても、除外されないことがあります。[ログ]ノードの[イベントログ監視で収集されたログ]には指定したソース名とは別名で収集されてしまいます。
【例】
ソース名:「Microsoft-Windows-TerminalServices-Printers」を除外指定した場合、[イベントログ監視で収集されたログ]で収集されたログのソース名:「UmrdpService」 で収集されます。

[原因]
Windows Server 2008、Vistaでイベントログが拡張されました。Windows Server 2008、Vista以降のOSの場合、イベントログの各イベントには「名前」と「イベントソース名」の二種類が存在します。Windows Server 2008、Vista以降のOSでは、「名前」と「イベントソース名」が異なるイベントログが存在します。

BOM 5.0 SR2のイベントログ監視(選択、除外)は、イベントソース名で監視を行っていました。Windows Server 2008、Vista以降のOSでは、イベントビューアで表示されるソースは「名前」なので「名前」と「イベントソース名」が異なるイベントログの場合、監視設定しても該当しません。

本現象は、BOM5.0SR3より前にリリースされているインストールメディアに含まれる、BOM5.0イベントログ監視モジュールの不具合です。

[対処方法]
弊社ウェブサイトのダウンロードより、BOM 5.0 SR4 バージョンアップインストーラーをダウンロードおよび適用し、Windows Server 2008, Vista以降のイベントログ監視については、BOM 5.0 SR4の「イベントログ監視(Vista,Server 2008以降)」で監視してください。本監視項目は選択、除外指定どちらにも対応しています。

[更新履歴]
2012/01/11 記載内容を一部修正いたしました。
2012/06/12 本情報に対応するSR情報並びに、対処方法の一部を修正しました

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