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サポート情報番号 000185
対象バージョン
BOM 5.0 SR2 (2009/7), BOM 5.0 SR2 (2009/11), BOM 5.0 SR3

[概要]
Linux監視拡張オプション5.0のLinuxメモリ監視で取得したMemUsedカウンタが、実際の使用メモリの値と異なることが有ります。

[詳細]
Kernel 2.6で動作するLinuxコンピュータを監視対象としたLinuxメモリ監視で、メモリ使用量を監視するカウンタ「MemUsed」を指定し取得した数値と、監視対象コンピュータの実際の使用メモリの値が異なり、該当するバージョンのLinuxオプションのLinuxメモリ監視では正しい値を表示しておりません。

[原因]
Linux Kernel 2.6を監視対象とした場合の、Linuxメモリ監視の「MemUsed」カウンタロジックで、内部的な処理に誤りが有り、MemFreeの値を減算しないために発生する現象です。
Kernel 2.4を対象としたLinuxメモリ監視のカウンタロジックでは発生せず、正しいメモリ使用量を表示します。

[回避方法]
弊社ウェブサイトのダウンロードより、BOM 5.0 SR4 バージョンアップインストーラーをダウンロードおよび適用することで、Kernel 2.6のLinuxOSを監視対象とした場合でも、正常に監視が実行可能となります。
該当するリリースのCD-ROM及び評価版でLinuxオプションをインストールした全ての環境に対して、バージョンアップの適用を推奨いたします。

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