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サポート情報番号 000199
対象バージョン BOM 5.0 SR2, BOM 5.0 SR3

[現象]
マルチプロセッサ環境上で動作しているOSを監視対象とし、尚且つ監視対象とするカウンタが値を百分率で返す場合、値の表示が100%になっていた。

[原因]
マルチプロセッサ環境上で動作しているOSを監視対象とし、尚且つ監視対象とするカウンタが値を百分率で返す場合、BOM 5.0 SR2及びSR3では100%を超えた値を切り捨てていました。

[詳細]
以下監視項目において、監視値が100%を超えた場合に、BOM 5.0 SR2及びSR3では値の表示上限を100%としていました。
また、以下の監視項目の他にも、パフォーマンスカウンタで100%を超えるもので切り捨てを行っていました。

●ディスクアクセス監視
●プロセス監視
●パフォーマンスカウンタ監視

[対処方法]
弊社ダウンロードページにて、本現象に関する不具合修正を含む BOM 5.0 SR4 バージョンアップインストーラーを公開しています。本バージョンアップを適用していただくことにより、パフォーマンスカウンタから返却された値がそのまま表示値となります。
なお、以下監視項目の他にも、パフォーマンスカウンタの仕様に依存し、100%以上の監視値が表示されるカウンタがあります。

●ディスクアクセス監視
●プロセス監視
  カウンタ:% Processor Time
●パフォーマンスカウンタ監視
  オブジェクト:Process
  カウンタ:% Processor Time

[更新履歴]
2012/11/05 BOM 5.0 SR4のリリースに伴い本項目を作成

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