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2009.03.03 -
2020.11.06
代理監視対象コンピュータへ、イベントログ書き込みアクション/通知でログを書き込む方法
サポート情報番号 | 000142 |
対象バージョン | BOM 6.0 (全 SR), BOM 5.0 SR1 ~ SR4 |
[概要]
代理監視を設定している環境では通常、代理監視実行の結果によるアクションや通知は代理監視の実行元コンピューター上で実行されます。従ってイベントログ書き込みアクションやイベントログ書き込み通知でのログの書き込み先は、代理監視元のコンピューター(BOM がインストールされたコンピューター)のイベントログとなります。
BOM 5.0 SR1 からの仕様として、イベントログ書き込みアクション/通知に、書き込み先コンピュータを指定するオプションを実装しました。この機能は通常表示されるプロパティ画面から設定出来ないため、以下で設定方法の詳細を案内します。
[設定方法詳細]
※ 以下の設定は、BOM 5.0 SR1 以降 および BOM 6.0 がインストールされたコンピュータで有効です。
- 監視サービスを停止する。
- イベントログ書き込みアクション/通知を新規作成し、通常のプロパティシートから一通りの設定を行い、[OK]をクリックしプロパティを閉じる。
- 項番 1 で作成したイベントログ書き込みアクション/通知のプロパティを、[shift]キーを押しながら開く。
- 「設定」タブを開き、「引数」のテキストボックスに設定されている文字列の1行目の先頭にオプションを挿入する。
書式:-h:[ServerName or IPaddress]
- OK をクリックし、プロパティを閉じる。
- 監視サービスを開始する。
[注意事項]
- イベントログ書き込み先に指定したコンピュータが、代理監視対象の要件を満たしてない場合、正しく書き込みが実行されない場合があります。
- アクション/通知により書き込まれるメッセージのソースは、「BOM5Action/BOM6Action」に設定されます。
イベントログ書き込み先に BOM がインストールされていない場合、BOM のメッセージ DLL が参照できないため、このソースのログは正しく表示されません。この場合は、BOM がインストールされたコンピュータのイベントビューアから、リモート接続で書き込み先のイベントログを確認してください。