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2009.07.03 -
2020.11.13
BOM5.0の監視で使用するアカウントについて
サポート情報番号 | 000150 |
対象バージョン | BOM 5.0(全 SR) |
[概要]
BOM5.0では監視に使用するアカウントの取り扱いが、BOM4.0から変更になっており、アカウントの設定不備などによるローカル監視の失敗が発生しにくくなっております。
[詳細]
BOM4.0では、監視サービスの実行アカウントがBOMによる監視で使用されるアカウントでしたが、BOM5.0ではインスタンスのプロパティーウィンドウ中で、監視で使用するアカウントの設定が可能となりました。BOM5.0で設定できるこのアカウントは、以下の特徴を持っております。
- 監視サービスの実行アカウントとは異なるが、監視実行時に監視サービスによりログインアカウントとして使用される。
- インスタンスのプロパティで設定したアカウントが、何らかの理由で使用できなくなった場合、代替アカウントとしてローカルシステムアカウントを使用して監視が実行される。
[注意事項]
- 代替アカウントとしてローカルシステムアカウントが使用された場合、BOM5.0マネージャの[ログヒストリサービス]に、設定されているアカウントによるログオン失敗のエラーが記録されます。
- 代替アカウントによる監視が実行された場合には、通知/アクションの実行も代替アカウントが使用されます。
- 代理監視インスタンスの場合は、ローカルシステムアカウントで監視対象コンピュータへのログオンができないため、代替アカウントでの監視に失敗します。