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サポート情報番号 000144
対象バージョン BOM 5.0 SRなし, BOM 5.0 SR1

[概要]
監視対象に複数データファイルで構成された表領域が存在する場合、特定の監視項目で「参照」ボタンを押したとき、エラーポップアップが発生することがあります。またイベントログに同様のエラーが記録され、監視に失敗することがあります。

[詳細]
BOM5.0上で動作する、監視オプション for Oracle 5.0SR1までのバージョンでは、複数データファイルで構成された表領域に対して、「表領域の使用容量・使用率」又は「表領域の最大空き容量監視」を設定し、表領域の「参照」ボタンをクリックすると、「ORA-02112」エラーのポップアップが表示されます。
また、参照ボタンを使わずにマニュアルで表領域を入力し監視を実行した場合、表領域の使用容量・使用率監視では正常に監視結果を取得しますが、表領域の最大空き容量監視では監視に失敗します。

[原因]
監視オプション for Oracle 5.0 SR1までのバージョンでは、複数データファイルを持つ表領域の監視を想定していないため、本現象が発生します。

[詳細]
本現象は、BOM for Windows Ver.5.0 SR2に含まれる監視オプション for Oracle 5.0 SR2で修正され、複数データファイルで構成された表領域の監視が正常に実行できるようになっております。

ORA-02112エラーが発生した場合、弊社ダウンロードページより BOM 5.0 用の最新のバージョンアップインストーラーをダウンロードしていただき、バージョンアップインストールを実行していただきますようにお願いいたします。
尚、修正内容及び適用方法などの詳細は、バージョンアップインストーラ付属のドキュメント類をご参照いただきますようにお願いいたします。

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