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サポート情報番号 000249
対象バージョン BOM 7.0 (全 SR)

[概要]
株式会社パトライトの PRSH for Windows と信号灯を使用して、BOM で検知した障害を可視化することができます。

Windows 7 以降の OS では rsh コマンドが標準でインストールされていませんので、このページではパトライト社が販売している「PATLITE 機能拡張オプションソフトPRSH for Windows」(以下、PRSH for Windows)を使用して警告灯を点灯する手順を説明します。

この技術情報作成に際しては、信号灯「PATLITE NHS-3FB1-RYG」で検証しています。信号灯を制御するコマンドや一部の機能は信号灯の機種ごとに異なる場合がありますので、機種ごとの機能差分やコマンドの詳細はお手元の信号灯のマニュアルを参照するか、株式会社パトライト様へ問い合わせてください。

[ご注意]
■ 2018年10月現在、本技術情報で取り上げる「Windows 7以降」に該当するOSとは以下を示します。
※ 本検証ではWindows Server 2012 R2を使用しています。 その他のOSはPRSH for Windowsの動作対象であり、弊社で動作を保証するものではありません。

  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Storage Server 2012
  • Windows Storage Server 2012 R2
  • Windows Storage Server 2016

■ 本ページでご案内する技術情報は、以下の環境を前提に記載しています。

  1. [事前準備] PRSH for Windowsのインストール

    Windows 7以降のOSでは、rshコマンドが標準でインストールされていないため、パトライト社が販売している「PATLITE 機能拡張オプションソフトPRSH for Windows」(以下、PRSH for Windows)をインストールします。

    ※ PRSH for Windowsの導入方法や使用にあたってのネットワーク機器の設定などサポートに関する詳細は、PRSH for Windowsに付属のマニュアルを参照するとともに、株式会社パトライト様に問い合わせてください。

  2. [事前準備] Windows Firewallのポート開放

    prshは一部の通信で双方向の処理をするため、以下の手順に沿ってWindows Firewallでポートを開放してください。
    ※ 本作業は、Windows Firewallを無効にしている環境では必要ありません。

      1. 「スタート」→「コントロールパネル」を選択します。
      2. 「システムとセキュリティ」カテゴリーに属する「管理ツール」を選択します。
      3. 「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」を起動します。
      4. スコープペインのツリーから「受信の規則」を選択します。
      5. 右クリックメニューから「新しい規則」を選択します。
      6. 「規則の種類」からラジオボタンで「プログラム」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
      7. 「プログラム」のパスに “prsh.exe” を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。
      8. 「操作」からラジオボタンで「接続を許可する」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
      9. 「プロファイル」で信号灯と通信を行うネットワークに対してチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。
      10. 「名前」に “prsh” と入力し、「完了」ボタンをクリックします。

    以上の設定で、prshの通信に使用するポートが開放されます。

  3. [事前準備] 信号灯の設定

    信号灯では、prsh によるログインを IP アドレスで制限しています。
    信号灯の Web コンソールで受信設定を行ってください。

    1. Webコンソールにログインします。
    2. メニューより「コマンド受信設定」をクリックし、以下を入力します。
      ※ 信号灯の設定の詳細は、信号灯付属のマニュアルを参照するか、株式会社パトライト様に問い合わせてください。
        RSHサーバ機能:有効
        送信元アドレス指定:有効
        IPアドレス:RSH送信元コンピューター(Ex:192.168.1.2)
        ログイン名:任意(ここでは、仮に “bomuser” と指定します)

    ここまでの設定が完了した時点で、コマンドプロンプトから信号灯が操作できることを確認してください。

  4. [BOM の設定] BOM 監視サービスからの通知

    BOM の監視サービスから通知アクションとして信号灯へ通知を実行する際は、以下の手順で BOM 7.0 マネージャーから通知アクションの設定を実施します。

    なお、信号灯へ通知するためのリモートシェルコマンドのパラメーターは、信号灯のマニュアルのコマンドラインリファレンスを確認してください。

    1. 「スタート」→「全てのプログラム」→「BOM for Windows Ver.7.0」→「BOM 7.0 マネージャー」を選択します。
    2. 監視対象コンピューターに管理者モードで接続します。
    3. スコープペインに表示されたスナップイン「BOM for Windows Ver.7.0 (接続先)」→「インスタンス名」→「通知」を選択します。
    4. 右クリックメニューから「新規作成」→「カスタム通知」を選択します。
    5. 作成された「カスタム通知」を選択し、右クリックメニューから「プロパティ」を選択します。
    6. 「実行条件」タブを選択し、監視するステータス、関連付けを必要に応じて変更します。
    7. 「設定」タブを選択し、プログラム名に “prsh.exe” と入力します。
    8. 引数に以下の通り入力します。 “<通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”
    9. 必要に応じて、「テスト」ボタンをクリックし、「実行」ボタンをクリックすることで、意図した通りに動作することを確認します。
    10. 「OK」ボタンをクリックし、通知設定を終了します。

    【設定例】「注意」しきい値に合致した際に、黄色ランプを点灯させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:注意
    • 「設定」タブ→引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 010000

    【設定例】「危険」しきい値に合致した際に、赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:危険
    • 「設定」タブ→引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 100001
  5. [BOM の設定] BOM 集中監視コンソールからの通知

    BOM 集中監視コンソールから信号灯へ通知を実行する際は、以下の手順での設定を実施します。
    ※ 集中監視コンソールで設定されたアクションは、Webコンソールの接続先である「集中監視Webサービス」が実行されているコンピューター上で実行されます。そのため “prsh” も「集中監視Webサービス」が実行されているコンピューター上へインストールされている必要があります。

    なお、信号灯へ通知するためのリモートシェルコマンドのパラメーターは、信号灯のマニュアルのコマンドラインリファレンスを確認してください。

    1. 「スタート」→「全てのプログラム」→「BOM for Windows Ver.7.0」→「BOM 7.0 集中監視コンソール」を選択します。
    2. Webコンソールにadministratorユーザーでログインします。
    3. 「アクションの編集」をクリックします。
    4. アクションの編集ダイアログで、「追加」ボタンをクリックします。
    5. アクション名、グループ名、条件を任意に指定し、アクション種別に「カスタムアクション」を選択します。
    6. プログラム名に “prsh.exe” と入力します。
    7. 引数に以下の通り入力します。 “<通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”
    8. 必要に応じて「テスト」ボタンをクリックし、意図した通りに動作することを確認します。
    9. 「OK」ボタンをクリックし、カスタムアクションの設定を終了します。
    10. 「OK」ボタンをクリックし、アクションの設定を終了します。

    【設定例】BOMが何らかの障害を検知した際に黄色ランプを点灯させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM通知)
    • 引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 010000
    • 条件:注意、危険、失敗

    【設定例】該当インスタンスに接続できない時に赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM監視停止)
    • 引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 100001
    • 条件:コンピューター接続エラー、ヘルパーサービス接続エラー、監視サービス停止中

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