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サポート情報番号 000198
対象バージョン BOM 6.0 (全 SR), BOM 5.0 (全 SR)

[概要]
株式会社パトライトの信号灯を使用して、BOMで検知した障害を可視化することができます。
BOMと信号灯をSUAに含まれるrshを使い連携させる手順を以下にご案内します。

[ご注意]
本技術情報で取り上げる「Windows Server 2003 R2 以前」、「Windows Vista 以降」に該当する OS は、2015 年 8 月現在、それぞれ以下を示します。

○Windows Server 2003 R2 以前
  • Windows 2000
  • Windows XP
  • Windows Server 2003
  • Windows Server 2003 R2
  • Windows Storage Server 2003
  • Windows Storage Server 2003 R2
○Windows Vista 以降
  • Windows Vista
  • Windows Server 2008
  • Windows 7
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Storage Server 2008
  • Windows Storage Server 2008 R2
  • Windows 8
  • Windows Server 2012
  • Windows Storage Server 2012
  • Windows Storage Server 2012 R2
  • Windows 8.1
  • Windows Server 2012 R2

なお、設定例を挙げる際には、以下の環境を前提に記載いたします。
設定の際には、お使いの環境に置き換えてください。

  1. [事前準備] SUA のインストール

    Windows Vista以降のOSでは、rshコマンドが標準で搭載されておりません。rshコマンドを使用するために、SUA (Subsystem for Unix Application)を導入します。

    ※ 本手順はWindows Server 2003 R2以前のOSでは必要ありません。
    ※ SUAに関する詳細は、マイクロソフト社の技術情報「UNIX ベース アプリケーション用サブシステムの概要」をご参照ください。
    ※ Windows Server 2012 R2以降のOSでは、SUAが削除されたため本ページでご案内する方法で信号灯を点灯させることができません。Windows Server 2012 R2以降で信号灯をご利用いただく場合には、パトライト社より「PRSH」をご購入ください。

    1. スタート→管理ツール→サーバー マネージャを選択します
    2. スコープペインのツリーから”機能”を選択します
    3. リザルトペインの”機能の追加”をクリックし、「機能の追加ウィザード」を起動します
    4. 機能の一覧にあるチェックボックス”UNIX ベース アプリケーション用サブシステム”にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックします
    5. [インストール]ボタンをクリックし、SUAのインストールを開始します

    ※以下のコマンドを実行することでも、SUAのインストールが行えます。クライアントOSの場合などにご利用ください

    start /w pkgmgr /iu:SUA

    続いて、SUA用のモジュール(Utilities and SDK)をダウンロードします。

    1. スタート→すべてのプログラム→Subsystem for UNIX-based Applications→Download Utilities for Subsystem for UNIX-based Applications を選択します
    2. 表示されたWebサイトにて、お使いのコンピューターに適合するSUA用のモジュールをダウンロードします
    3. ダウンロードしたファイルを展開し、セットアップを実施します

    ※BOM導入コンピューターから外部ネットワークに直接接続できない場合には、別のコンピューターにてWebサイトからダウンロードしてください。ダウンロードサイトおよびSUAの導入方法に関する詳細は、マイクロソフト社にお問い合わせください。

  2. [事前準備] Windows Firewall のポート開放

    rshは一部の通信で双方向の処理をするため、Windows Firewallにてポートを開放する必要があります。
    以下の手順にてポートを開放してください。

    ※本作業は、Windows Firewallを無効にしている場合や、搭載されていないバージョンでは必要ありません。

    ○Windows Server 2003 R2 以前

    1. スタート→コントロールパネル→Windows ファイアウォールを選択します
    2. 「例外」タブをクリックします
    3. [プログラムの追加]ボタンをクリックします
    4. [参照]ボタンをクリックします
    5. ファイル名にて以下のプログラムを入力し、[開く]ボタンをクリックします
      32-bit版OSの場合:”%SystemRoot%\system32\rsh.exe”
      64-bit版OSの場合:”%SystemRoot%\SysWOW64\rsh.exe”
    6. 必要に応じて、[スコープの変更]ボタンをクリックし、信号灯と通信を行うネットワークを指定します
    7. [OK]ボタンをクリックし、例外プログラムを登録します
    8. [OK]ボタンをクリックし、Windows ファイアウォールの設定を終了します

    ○Windows Vista 以降

    1. スタート→コントロールパネルを選択します
    2. “システムとセキュリティ”カテゴリーに属する”管理ツール”を選択します
    3. セキュリティが強化された Windows ファイアウォールを起動します
    4. スコープペインのツリーから”受信の規則”を選択します
    5. 右クリックメニューから”新しい規則”を選択します
    6. 「規則の種類」にてラジオボタン”プログラム”を選択し、[次へ]ボタンをクリックします
    7. 「プログラム」にてパスに”%SystemRoot%\system32\psxss.exe”と入力し、[次へ]ボタンをクリックします
      ※32-bit版、64-bit版のいずれのOSでも同じ指定です。
      なおファイル名は”posix.exe”ではないことにご注意ください。
    8. 「操作」にてラジオボタン”接続を許可する”を選択し、[次へ]ボタンをクリックします
    9. 「プロファイル」にて信号灯と通信を行うネットワークに対しチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックします
    10. 「名前」にて”rsh”と入力し、[完了]ボタンをクリックします

    以上の手順にて、rshの通信にて使用するポートが開放されます。

  3. [事前準備] 信号灯の設定

    信号灯では、rshによるログインをIPアドレスで制限しています。
    信号灯のWebコンソールにて受信設定を行ってください。

    1. Webコンソールにログインします
    2. メニューより「rshサーバ設定」をクリックし、以下を入力します。
      rshサーバ機能(*):有効
      IPアドレス:rsh送信元コンピューター(Ex:192.168.1.2または192.168.1.3)
      ログイン名:任意(ここでは、仮にbomuserと指定します)

    信号灯に関する詳細は、株式会社パトライトにお問い合わせください。

  4. [BOM の設定] BOM監視サービスからの通知

    BOM の監視サービスから信号灯へ通知する手順は以下の通りです。

    なお、信号灯へ通知するためのrshコマンドのパラメーターについては、信号灯のマニュアルのコマンドラインリファレンスに記載されています。詳細については、信号灯のマニュアルをご確認ください。

    ○Windows Server 2003 R2以前

    1. スタート→全てのプログラム→BOM→BOM for Windows 5.0 (6.0)→BOM 5.0 (6.0) マネージャを選択します
    2. 監視対象コンピューターに接続します
    3. スコープペインにて、スナップイン”BOM for Windows (接続先)”→<インスタンス名>→通知を選択します
    4. 右クリックメニューから新規作成→カスタム通知を選択します
    5. カスタム通知を選択し、右クリックメニューからプロパティを選択します
    6. 「実行条件」タブを選択し、監視するステータス、関連付けを必要に応じて変更します
    7. 「設定」タブを選択し、プログラム名に”rsh.exe”と入力します
    8. 引数に”<通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”と入力します
    9. 必要に応じて、[テスト]ボタンをクリックし、[実行]ボタンをクリックすることで、意図した通りに動作することを確認します
    10. [OK]ボタンをクリックし、通知設定を終了します

    Ex)注意しきい値に合致した場合に黄色ランプを点灯させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:注意
    • 「設定」タブ→引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 919999

    Ex)危険しきい値に合致した場合に赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:危険
    • 「設定」タブ→引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 199991

    ○Windows Vista以降

    1. スタート→全てのプログラム→BOM→BOM for Windows 5.0→BOM 5.0 マネージャを選択します
    2. 監視対象コンピューターに接続します
    3. 監視に利用するアカウントをローカルシステムアカウントに設定している場合、以下の手順で監視に利用するアカウントを変更します
      • スコープペインにて、スナップイン”BOM for Windows (接続先)”→<インスタンス名>を選択します
      • 右クリックメニューからプロパティを選択します
      • 「全般」タブの監視に利用するアカウントにてラジオボタン”アカウント”を選択します
      • アカウントに”administrator”などの、管理者権限を有するアカウントを指定します
      • パスワードに該当アカウントのパスワードを入力します
      • [ログオンの確認]をクリックし、アカウントが利用できることを確認します
      • [OK]ボタンをクリックし、監視に利用するアカウントの設定を完了します
    4. スコープペインにて、スナップイン”BOM for Windows (接続先)”→<インスタンス名>→通知を選択します
    5. 右クリックメニューから新規作成→カスタム通知を選択します
    6. カスタム通知を選択し、右クリックメニューからプロパティを選択します
    7. 「実行条件」タブを選択し、監視するステータス、関連付けを必要に応じて変更します
    8. 「設定」タブを選択し、プログラム名に”posix.exe”と入力します
    9. 引数に” /u /c /bin/rsh <通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”と入力します
    10. 必要に応じて、[テスト]ボタンをクリックし、[実行]ボタンをクリックすることで、意図した通りに動作することを確認します
    11. [OK]ボタンをクリックし、通知設定を終了します

    Ex)注意しきい値に合致した場合に黄色ランプを点灯させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:注意
    • 「設定」タブ→引数:/u /c /bin/rsh 192.168.1.1 -l bomuser alert 919999

    Ex)危険しきい値に合致した場合に赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • 「実行条件」タブ→監視するステータス:危険
    • 「設定」タブ→引数:/u /c /bin/rsh 192.168.1.1 -l bomuser alert 199991
  5. [BOM の設定] 集中監視コンソールからの通知

    BOM 集中監視コンソールから通知を実行する際は、集中監視コンソール上で以下の設定を行います。

    ○Windows Server 2003 R2以前

    1. スタート→すべてのプログラム→BOM→BOM 5.0 (6.0) 集中監視コンソールを選択します
    2. メニューバーのオプション→集中監視コンソール アクションの設定を選択します
    3. [カスタムアクション追加]ボタンをクリックします
    4. アクション名、グループ名、条件を任意に指定します
    5. プログラム名に”rsh.exe”と入力します
    6. 引数に”<通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”と入力します
    7. 必要に応じて、[テスト]ボタンをクリックし、意図した通りに動作することを確認します
    8. [OK]ボタンをクリックし、カスタムアクションの設定を終了します
    9. [OK]ボタンをクリックし、アクションの設定を終了します

    Ex)BOMが何らかの障害を検知した場合に黄色ランプを点灯させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM通知)
    • 引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 919999
    • 条件:注意、危険、失敗

    Ex)該当インスタンスに接続できない場合に赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM監視停止)
    • 引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 199991
    • 条件:接続エラー

    Ex)ステータスログを確認した時に消灯する場合

    • アクション名:信号灯消灯
    • 引数:192.168.1.1 -l bomuser alert 000000
    • 条件:確認

    ○Windows Vista以降

    1. スタート→すべてのプログラム→BOM→BOM 5.0 (6.0) 集中監視コンソールを選択します
    2. メニューバーのオプション→集中監視コンソール アクションの設定を選択します
    3. [カスタムアクション追加]ボタンをクリックします
    4. アクション名、グループ名、条件を任意に指定します
    5. プログラム名に”posix.exe”と入力します
    6. 引数に” /u /c /bin/rsh <通知先信号灯> -l <信号灯接続ユーザー> alert <パラメーター>”と入力します
    7. 必要に応じて、[テスト]ボタンをクリックし、意図した通りに動作することを確認します
    8. [OK]ボタンをクリックし、カスタムアクションの設定を終了します
    9. [OK]ボタンをクリックし、アクションの設定を終了します

    Ex)BOMが何らかの障害を検知した場合に黄色ランプを点灯させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM通知)
    • 引数:/u /c /bin/rsh 192.168.1.1 -l bomuser alert 919999
    • 条件:注意、危険、失敗

    Ex)該当インスタンスに接続できない場合に赤色ランプを点灯させ、さらにブザーを鳴動させる場合

    • アクション名:信号灯点灯(BOM監視停止)
    • 引数:/u /c /bin/rsh 192.168.1.1 -l bomuser alert 199991
    • 条件:接続エラー

    Ex)ステータスログを確認した時に消灯する

    • アクション名:信号灯消灯
    • 引数:/u /c /bin/rsh 192.168.1.1 -l bomuser alert 000000
    • 条件:確認

【更新履歴】
2012/02/27
・パトライト社の商品名を「信号灯」へ修正しました
・画像の一部を修正しました
2014/11/19
・BOM 6.0 を追記
・「○Windows Vista 以降」にBOM 6.0 対応 OS を追記
2015/08/27
・Windows Server 2012 R2 以降での対応を追記
2021/01/11
・Utilities and SDK のダウンロードに関する記述を更新

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