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2011.03.28 -
2020.11.26
Oracleへの接続確認でエラーが発生する
サポート情報番号 | 000194 |
対象バージョン | BOM 5.0 SR3 |
[現象]
Oracleへの接続確認を実施した際、正しいパスワードを入力しているにも関わらず、エラーが発生して接続に失敗する現象が発生します。
[詳細]
スナップインのプロパティにて「Oracle 接続設定」タブを選択します。“バージョン”、“サービス名”、“ユーザー名”、“パスワード”を入力し[接続確認]ボタンをクリックします。
この時、正しいパスワードであっても、パスワードの文字列長が12文字などの特定の長さであると、接続に失敗して以下のエラーメッセージを出力します。
[原因]
BOMの暗号化文字列のチェック機能に誤りがあり、パスワードの文字列長が12文字などの特定の長さである場合に、暗号化されていないにも関わらず暗号化された文字列と判断しておりました。
そのため、復号が不要なパスワード文字列を復号してしまい、復号された不正なパスワードにてログオンを試みたため、接続エラーが発生しておりました。
[対処方法]
暗号化文字列のチェック機能を改善した修正版モジュールを含むバージョンアップインストーラーを、弊社ウェブサイトにて公開しております。
この最新の BOM 5.0 用バージョンアップインストーラーをダウンロードおよび適用してください。
[回避方法]
監視項目からOracleに接続するときには、設定ファイルに保存されている暗号化されたパスワードを使用します。そのため、接続に失敗する現象は発生いたしません。